安全防災

陸海域における防災システムを整備し、不測の事態にも迅速に対応できる体制をとっております。
また、日々の消火訓練活動をはじめ、大型化学消防車等、消防船、油回収船を配備するなど、志布志国家石油備蓄基地の安全防災に取り組んでおります。

陸上防災システム

災害時に備えて消火用給水および泡配管が基地内に設けられています。監視防災センターには、大型化学高所放水車や泡原液搬送車などの消防車を配備しています。

エアフォームステーション泡原液タンク

消火用の泡原液が貯蔵されています。火災の際、泡原液と水を混合して消火します。他にも消火用配管を各タンクに設置してあります。

海上防災システム

基地内にある小型船舶係留設備には、いろいろな状況に応じた防災船が待機しており、海上での火災・漏油事故に備え、定期的に訓練を実施しています。

交通船兼作業船「ごんげんⅡ」
消防船兼オイルフェンス展張船「みたけ」
消防船兼油回収船「はやぶさ」
貯油バージ「ほよし」

防災管理システム

中央制御室にタンク火災自動検知システムなどの「防災管理システム」を整備し、全ての原油タンクと基地内設備を集中監視し、異常発生時には速やかに対応できる体制をとっています。

タンクエアフォームチャンバー

タンク火災が発生した場合、屋根上に泡消火剤を発泡させ消火する設備。